劇場版薄桜鬼 第二章 士魂蒼穹 *感想*
4/5に『劇場版薄桜鬼 第二章 士魂蒼穹』を観てきました。
追記に感想を吐き出しますので、閲覧注意でお願いします。思い切りネタバレしてると思います。
パンフレットを購入したのですが、第一章のパンフレットも販売していてラッキーでした。
ショーケースには第一章のBlu-rayとDVDが普通に置いてあって、他のアニメショップにもBlu-rayが売っていて……。
「早まった……!」と少しだけ後悔したのはここだけの話です。
でもいいんです。早まって購入したおかげで第二章を上映期間中に観に行くことが出来たのですから。
そう思い込むようにしますw第二章は必ずBlu-rayの初回限定版を予約購入してやる!
昨日、4/6は止まっていたSSLを再開しました。(若干ネタバレ注意ですー)
と言っても、メインキャラ6人は攻略済みだったのでサブキャラしか残っていないのですが。
残ったルートは、ノーマルルートと南雲薫ルートです。
新八ルートと山南さんルートはサクッと終わらせてしまいました。
実は私、山南さんがあまり好きじゃありませんでした。ホラ、原作だとあんなだし。
でもやっぱ年長組なので色々と大人の色香が……w
最後のスチルなんてたまりませんね。嫌っててごめんよ、山南さん。
新八はまあ、思った通りといいますか。兄貴分のまま終わりましたね。
ラストのゲーセンのシーンは笑いました。まさかの羅刹無双w
ゲーセンの背景は平助ルート?と思っていましたが、新八ルートだったんですねー。なんか納得w
あとは薫とノーマルルートを終わらせて、SSLは終了かな?メールコンプはトロフィー対象じゃないよね?
終わったらまた土方ルートをたどり直すか、鏡花録に手を出すか……。
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士魂蒼穹感想いきます。
結論から言えば、始めから涙なしには観られませんでした。
時系列順に話せればいいのですが、如何せん一度観ただけでは不明点や失念した箇所も多いので支離滅裂に吐き出します。
とりあえずちー様がかっこ良すぎた。
強引に千鶴を連れ帰ればいいものを、最後まで付き合っちゃう辺りとても紳士的なちー様。
千鶴をちゃんと鬼の一族の頭領として扱うちー様。素敵すぎます。
何って、千鶴を助けて守って連れて行ってって、ちー様報われないの分かっててやってるでしょ?って。
最後蝦夷で千鶴を止めたけどフラれたし。いっそちー様ルートでもいいよ!とか思ってしまいました。
(でもやっぱり土方ルートでお願いします。土方さん大好きです)
近藤さんとの別れも辛かった。原作もアニメも辛かったけど、やっぱり辛かった。
直後の土方さんの背中のシーン。辛い、辛すぎる。
寄り添う千鶴はどんな想いでその背中を見ていただろう。辛かっただろうな。
江戸で龍之介&小鈴が幸せそうに暮らしていたのにはビックリした。登場するとは思ってなかった。
土方さんからの手紙を渡すところとか、「渡したからな!」って念押ししてましたね。
(ここの手紙の内容も結構濃ゆいので、Blu-rayで耳コピしたいと思ってます)
龍之介宅に左之さんがいるのも驚いた。千鶴の背中をあっさり押した左之さんと龍之介。
完全勝ち組過ぎてごちそうさまでした。
あ、私の来場特典フィルムはここの左之さんのシーンでした。まさかの左之さん単品で確認した瞬間叫びました。
神引き過ぎて私はそろそろ死ぬんだと思います。
(詳しいことは分かりませんが、フィルムは数本作成しているため、数枚単位でダブることはあるそうです。
それでも、元の本数が少ないためダブったとしてもかなりのレアものだと言えます。
ここで今年の運を使い果たしたかな。やっぱり死ぬ気がしますw)
関所で千鶴を逃がす?左之さんのシーンは胸が痛かった。この後の展開が分かっているから痛かった。
そして不知火ですよ。何こいつイケメン過ぎる。左之さんの槍持って会津に来るとか何なのもう。イケメン過ぎる(大事なことなのでry)。
平助、総司、斉藤さんの最期はどうしようもなく辛かった。
斉藤さんの腕の中で「俺は役に立てたかな……」と呟いて散っていく平助。それに「ああ、助かった」と呟く斉藤さん。
その背中を襲う羅刹を倒しながら登場する総司。「ダメじゃない一くん。背中ががら空きだよ」は彼らしい台詞でした。
総司の最期は薫を倒した直後でしたね。借りを返したと思ったら寿命だなんて、土方さんに一言言うんじゃなかったの?
双璧さすが双璧。斉藤さんイキイキしてました。でもそれも一瞬です。総司の死をキッカケにあっという間に終わります。
振り返ったら総司の服と刀と灰だけしか無かったのを見た斉藤さんの気持ちは……。言葉に出来ないほど苦しい物だったでしょう。
変若水を飲んで総司の刀を右手に持ち羅刹の群れに突っ込む斉藤さん。彼はここで力尽きたのか、はたまたどこかで生きているのか……。
斉藤さんの生死は不明です。生きていて欲しいです。でも、一人で生きているのは辛いかな……。
蝦夷に渡った千鶴とちー様。フラれるちー様。本当に千鶴はここでちー様の方へ行けばいいのに!ってちょっと思った。
でも行かない。土方さん一筋の千鶴。戦場を駆け抜けて「ここを抜ければ五稜郭!」って所で砲弾を喰らって気絶。
気を失う直前に土方さんが駆け寄ってくるのが見えたけど、意識は遠退きフェードアウト。
気付けば(多分)五稜郭のとある一室。窓際の椅子に座って寝てる土方さん。
ベッドに寝かされている千鶴は寝間着に変わってたけど、誰が着替えさせたんだろう。土方さん?だったらちょっと面白いかも。
ここでやっとデレる土方さん。長かった。こうなるまでが長かった。ちょいちょデレっぽいところはあったけど。
でも、ここはもう少し千鶴の中にある皆の想いってやつを演出して欲しかったなぁ。
一途な千鶴だけじゃなくて、色んな想いを託して散っていった仲間のことも出して欲しかった。
弁天台場への補給が絶たれて、土方さんは救援に駆けつけようとする。当然千鶴を連れて行く。
途中銃撃に遭い、重症の土方さんを抱えて隠れる千鶴。そこで供血ですよ。スチル回収ごちそうさまです。
この供血が二本松城から続く伏線だったとは。伏線とか読むの苦手な私は思いもしませんでした。
少し回復したので五稜郭へ一旦引こうと移動する二人。満月と桜が美しかったです。見事過ぎて言葉もありません。
そして、現れるちー様ですよ。TVアニメラストシーンの再現です。
戦いの中でちー様は土方さんを鬼と認め、鬼としての名を授けます。
そうです。土方さんは羅刹ではなく、本物の鬼となったのです。その証拠に、彼の瞳は紅から金色へ変わっていました。
第一章の最後の「紛い物だろうが何だろうが、貫きゃ真になるはずだぁ!!」が現実のものとなりました。
貫き通した結果、彼は紛い物から真の鬼となったのです。理由は直前の千鶴の供血ですね。
綱道さんが言っていた「純血の鬼の血は羅刹を鬼とする(意訳)」ってのがここで回収されました。
てことは、ここまでで消費してしまった寿命は戻らないけど、これからはどれだけ力を使っても寿命は縮まない?
これ以上戦うことは無いはずだけど……。
最終決戦はどちらも死ぬこと無く、ちー様が負けを認めて決着となりました。
ちー様の目的は「紛い物である羅刹を滅ぼすこと」ですので、羅刹で無くなった土方さんを殺す理由は無くなったわけです。
「幸せになれよ!あばよ!」みたいな感じ(違う)で去って行くちー様。何やってもカッコイイちー様素敵です。
土方さんと千鶴はなんとか五稜郭へ戻ります。夜明けの五稜郭は、まるで戦いなど無かったかのような静けさでした。
ここで隊士達の姿が浮かぶシーンは卑怯だと思いました。土方さんの「まだそっちには行けねぇ」ってのも。
斉藤さんと新八は「違うよね?!」と思いたいですが、実際どうなんでしょうね。逝っちゃったのかな……。
そして暗転、EDへ……。
ちー様がカッコよくて土方さんが生き残ってくれて、土方クラスタとしては満足でした。
平助、総司、斉藤さんあたりが薄かったのが残念ですが……。あと山崎くんと島田さんどこいった。
全体的には大満足な出来でした。TVアニメで使用したカットは一つもなく、全て新作カットなので「完全新作」ですね、確かに。
所々で回収されるスチルと、最後の土千シーンとか、個人的には本当に美味しい感じでした。土千バンザイ!
Blu-rayを楽しみに待っていようと思います。今度はちゃんと予約する。初回版を予約してやる。
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